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華やかな花木 シャクナゲ

2025-02-20
シャクナゲ 2016.5.4 富士写ヶ岳
 富士写ヶ岳はシャクナゲで有名で、その山容が遠くから見ると富士山のように見えることから富士写ヶ岳と名ずけられた。
さわやかな風わたる5月 富士写ヶ岳~火燈山 いわゆる不惑新道を周回した。シャクナゲは少し遅いかなと思ったが、まだ咲いていた。まことに華やかな花木だ。
富士写ヶ岳山頂 2016.5.4
 昔、初めて登った時は枯淵から登ったが、枯淵はダムの建設のため、今はもうその登山道は廃道となりました。いいとこだったが残念です。
その時はこの頂上のポールは雪の下にうもれ全く見えなかった。その代わり遮る木々も埋もれてすばらしい展望だったことを思い出す。
写真はあるが当時はコンピューターもなく保存できてないのでお見せできないのが残念です。
不惑新道は昔も道はあったが難所で、ある夫婦が二人で、難所には最大8メートルのロープをかけ整備した道です。奥様には一度お会いしたことがありますが(旦那はもう故人となっていましたが) 旦那が山好きで、毎日のように登って整備を手伝いしたそうで大変だったことの話を聞きました。
感謝です。

 シャクナゲの蕾です
シャクナゲは正式にいえばアズマシャクナゲハクサンシャクナゲとに分かれますが、これはアズマシャクナゲです。
その理由は 明日に
奥にかすかに白山が見えます。山頂からの素晴らしい眺めは何ら変わらなかったが、変わったのは自分の体力だった

ハクサンシャクナゲ

2025-02-21
ハクサンシャクナゲ 2016.6.16 赤兎山
 わかりますか
まず色ですね ハクサンシャクナゲは白~淡い紅色、アズマシャクナゲは花色がやや濃いです。
 違いは 葉ですね
ハクサンシャクナゲの葉はアズマシャクナゲの葉より長く、そして縁が内側に巻いていますね わかりましたか
2016.6.16 西俣川を左から右へと渡り林の中へ
2016.6.16 ブナ林を進む
 赤兎山は福井県側からの登山口から登るのが通常のルートだが、石川県側の市ノ瀬より登った時のものです。
いまでは随分多くの方が石川県側から登っているようです。
2016.6.16 赤兎山 山頂
ゴゼンタチバナ、コメバツガザクラ 2016.5.4 赤兎山
 ゴゼンタチバナコメバツガザクラ
ゴゼンタチバナ(ミズキ科):小形多年草。葉は6枚輪生状。花弁状の4枚の白い苞の上に多数の小花が集まって見えますね 葉はミズキ科特有の形ですね
コメバツガザクラ(ツツジ科):常緑小低木。葉は革質で3輪生または対生する。花は3個ずつ着きます。

石動山編その1. 〇〇渓流路(通称 多根道)で見られた花木 ①サワグルミ(クルミ科)

2025-02-22
 石動山は石川県鹿島郡中能登町・七尾市・富山県氷見市にまたがる標高564mの山である。
家からも近く、城山に次いで多く登ったことのある山である。 
加賀、能登、越中の山岳信仰の拠点霊場として栄え、最盛期の中世には院坊360余り、宗徒約3000人の規模を誇ったと伝えられています。
 しかし、富山県氷見側からの登拝道である大窪道、平沢道、長坂道、角間からの道は残されているが、石川県側からの道である武部からの道(今は車は通れない状態です)、二宮からの道、芹川からの道は車道となっています。唯一残された七尾からの多根道は一部車道となっており、多根町から石動山への山道は廃道化同然となっていたが、近年、M氏が整備されたと聞いた。○○渓流路という看板があったが、谷間の沢沿いに登って行く、とても趣のあるすてきな山道である。
石動山への すべての道を車道を含めて歩いたが、 多根道が一番すばらしい山道だと感じる。
 もっと大勢の方が歩いてほしいと思う。  M氏に感謝です。

2023.5.5 石動山 渓流路(多根道) 谷底の道沿いには たくさんのサワグルミの木があった
2023.5.5
 いつの時代に立てられた看板かはわからないが、歩く人がほとんどいない所だから、もうさび付いてボロボロ
御前谷渓流路、平沢渓流路となっているが、どちらなのだろう。
サワグルミは渓流沿いに多く見られます。いわゆる川幅の狭い山間部の谷底に優先して出現します。とても大きく育つ木で最大35メートルにもなるそうです。大木で、なおかつ葉がおおい繁るため、全容を写すのはとても難しい木ですね。
幹がすらりと直立し、壮大な樹形がとても美しいです。
 医王山に35メートル級のサワグルミの木があり、いつもしばし立ち止まり眺めていますが、カメラに収めるのが難しいといつも感じます。

2023.5.5 老木の樹皮は暗灰色で自然に剥がれ落ち、その美しさから「寿光皮」と称されます
葉は奇数羽状複葉でオニグルミも同じですが、すこし小さめです
涼し気な雰囲気のする花穂ですね
2023.5.5 サワグルミの小道 いいですね~(^^♪

渓流路(多根道)で見られた花木 ②クワ科 1.コウゾ

2025-02-23
コウゾの樹皮は強靭な繊維を持ち、最高級の和紙をつくる材料である。自生するコウゾは低山の谷間によく見られます。
2023.5.5 石動山(多根道) 道を塞ぐように横たわったコウゾ これは果実でなく、花の開花前です。新葉は赤みを帯びています
2023.5.5 石動山(多根道)これは開花したもの 雌雄同株で雄花は淡緑色で球形し、雌花は紫紅色をし、毛が生えているように見えます。雌雄の雰囲気はずいぶん違った感じに見えますね
 植物には、株ごとで雌雄のどちらかに分かれる種類(雌雄異株)と、同じ一つの株に雌花と雄花をつける種類(雌雄同株)とがあります。
とすれば 人間は雌雄異株かな

渓流路(多根道)で見られた花木 ③クワ科 2.ヤマグワ

2025-02-24
ヤマグワの花穂 2023.5.5 渓流路(多根道) 葉は成葉になると下記のように分裂します
2023.5.5 渓流路(多根道) ヤマグワの分裂葉
 ヤマグワの花穂は短く垂れ下がります。
6月になると果実ができ 赤から紫黒に熟すが、山のいたる所に生えているので
よくその実をつまみながら歩く。とてもおいしいが、唇や舌が紫色に染まります。
 
ヤマグワの実 2022.6.16 城山 赤色の時も食べれますが、少し酸っぱいです。黒く熟したものは とても甘くておいしいです
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