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アセビ(馬酔木)

2025-01-23
4月 城山
アセビの花の白さは異様に白くまぶしい。ツボの形をした宝玉のつながりに見え、とてもきれいだ。
馬酔木と書くのは、この木に毒性があり、馬がこの葉を食べると、足がしびれて酔ったようになるからだと言われている。
だが、馬が毒性のあるものを食べるかは疑問である。当てられた馬がかわいそうである。
毒性はあるが、香は意外と甘く、奥ゆかしい香りがする。
この辺で見られるものは、大概が栽植されたものだが
自生するアセビを見たくて 伊豆の山々 2016.3.5
2016.3.5 自生するアセビのトンネル
2016.3.5 天城万二郎岳山頂
2016.3.5 天城最高地点 万三郎岳山頂 14000m
 早春 伊豆の山を訪れた。
アセビのトンネルと標識があるところがあった。アセビの花の開花にはまだ早かったが、荒々しくねじれたアセビの木は破格のうつくしさであった。
山々は、まだ枯れ葉色だったが、早春の気持ちの良い風が吹いていた。

ツツジとタムシバ

2025-01-24
2016.4.10 鷹落山 ツツジ 開花前
2016.4.10 鷹落山
 ツツジは葉が3枚輪生することにより、ミツバツツジと呼ぶ方が多いようだが、厳密に言うとそれは誤りです。
ミツバツツジは雄しべが5本のものをさし、その他のツツジは雄しべが10本です。
これも雄しべは10本あり、サイゴクミツバツツジと言った方がよい。
 淡いピンクの花は枯れ葉色に染まった里山に 春の訪れをよろこびあふれる色合いである。
しかし、ここ石川県の里山では雄しべ5本のツツジはいまだかって見たことがない。

2016.4.10 鷹落山 タムシバとのコラボ
2016.4.10 鷹落山山頂
2016.4.10 小松 鷹落山  下りてくると 川面に浮かぶ桜の花びら 散り始めていました

ヤマブキ

2025-01-25
4月 城山
ヤマブキは枝が細くジグザグに曲がり、大概少し湿った崖のようなところに垂れ下がるようにして、咲いています。
この色合いを何と言って表現しようか 黄色、いや濃い黄色? どの表現も当てはまらない美しさである。まさに、やまぶき色という表現をもってあてはまらない。
 やまぶき色、ふじ色、すみれ色、桃色と日本の色名は植物を抜きにして考えることはできない。

桐の木

2025-01-26
5月 福井県 日野山
 淡い紫の花を枝先に多数集まって咲かせる桐(キリ)は日本で最も軽い(密度が低い)木です。早春の山でその色合いから、その姿は遠目でもすぐわかり、そこだけがポッと浮き出た感じで、他を寄せつけない高貴な美しさがあります。
 かっては日本では女の子が生まれたら、桐の木を植える習慣がありました。育った桐で箪笥にして持たせてあげようという親心です。
日本人の美しい習慣でしたね
天皇家の家紋には桐が使われています。

2022.4.7 桐の花の蕾 モフモフした感じ 輪島 岩倉山
見つけた桐の花の蕾の場所から眼下を見下ろすと、曽々木海岸の名所 窓岩が見えました

写真を整理していたら見つけました。ジャケツイバラ

2025-01-27
       5月 福井県 日野山で
 R6年12月21日のブログで偶数羽状複葉の葉として宝達山の高地谷林道でのジャケツイバラを載せました。その時に以前日野山で見た記憶があると書きましたが、写真を整理していると見つけました。 
道迷いして藪の中にみつけましたが この鮮やかな黄色の花 この時、初めて見た花で何かわからなかったが、とても感動した思い出があります。
 
 マメ科の落葉蔓性木本で、つる状の枝には鋭いとげがたくさんありました。
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