本文へ移動

ブログ

ブログを始めました

RSS(別ウィンドウで開きます) 

絶滅が危惧される キンキマメザクラ

2025-01-18
2023.3.21 山伏山の隣の・171ピーク 二等三角点とキンキマメザクラ
2023.3.21 ・171ピークを越えての帰路の山道だが もう誰も歩いている様相なし。行く手を阻むように倒れていたキンキマメザクラ
 能登半島最先端にある山伏山(珠洲市狼煙<のろし>町)の頂上には三角点はなく、その隣にある・171ピークに二等三角点狼煙がある。
山伏山山頂の須須神社奥社の裏手より・171ピークをめざした。登山道はありません。
ようやく ・171ピークにある二等三角点を探し見つけた時、それを祝ってくれるかのように、三角点を覆うようにキンキマメザクラが咲いていた。
 山の奥地に、質素でつつましく咲くキンキマメザクラ  私はとても好きです。
これも野生種だが、近年個体数が減ってきており、絶滅が危惧されています。
 人目の付かない所でいい、ひつそりとでいい、生き延びていてほしい  と願うばかりだ

 キンキマメザクラは1~3花ずつ下向きに咲き、花は小型で蕚の筒部が細長いのが特徴です。
だが、その花も次第に上を向いていきます。それは虫たちに蜜を吸いやすくして、種を飛ばして欲しいからです。子孫を残す努力はしているのだが
・171ピークへは登山道なし 帰路 須須神社までの山道および海岸線の林道はほとんど歩いた様相なし 特に海岸線の林道は藪化がひどかった 

河津桜

2025-01-19
2024.3.14 末森城跡
 早咲きの桜 カワズザクラ(河津桜)です
原木が伊豆河津町にあることより河津桜と命名されたようです。
 末森城跡から適当に下れるところを下った時の麓の家で見た桜です。花の色は濃く鮮やかです。
2024.3.5 末森城跡
 同日 近くの公園のソメイヨシノの状態です。
まだ 蕾も膨らんでいませんね
 いろいろな桜を載せましたが、どの桜も負けず劣らずのものでしたね。
しかし、昨今はいろいろと品種改良がなされ、八重咲のサトザクラが、よく栽植されているのを見かけます。
確かに豪華できれいですが、桜の木に神の宿りを見、桜の花に稲の豊作を予兆し、また、散る花に「死の美学」をみた先祖の血を引き継いだ我々には少し物足りなさを感じえない。
 「桜の花は心で見る」という言葉がある。「花より団子」の世界は、桜を見る目の退化のひとつのあらわれのように感じる。

北国の春 コブシ

2025-01-20
城山 2017.4.17  雄大な樹形になる
花は枝先に1輪ずつ咲き、花の下に葉が1枚でます
 コブシは早春に白い花を咲かせ、春の訪れを告げる代表的里山の花木です。
コブシとよく似たタムシバは遠目ではほとんど見分けがつかないが、コブシは概して大木となる。タムシバはコブシより小さく海抜の高い地にあります。
葉で見分けるが、花の下に1枚の葉があればコブシ、なければタムシバとなります。
 サクラより早く咲き始め、花が美しく、また、樹形も立派で、春の訪れを楽しませてくれる花木です。
奇麗だが大木になるため、大きな庭がないと庭木にするのが難しいですね

 お隣さんに立派なコブシの木があります。 うらやましい~(^^♪

ジンチョウゲ

2025-01-21
3月 城山
 梅の花が散り、それに代わるように 早春に咲くジンチョウゲ。花の姿は地味だが、上品な甘い香りを放ち、春の訪れを感じさせる花木です。
クチナシ、キンモクセイとともに日本三大香木の一つで、学名にある「odora」は芳香があることを意味し、花の香が千里先まで届くと言われ「千里花」「千里香」という別名があります。
 
「永遠」「不滅」といった花言葉だが、それを巧みに表現した荒井由美の「春よ 来い」 歌詞の言葉使いの美しさ、上質さがとても素晴らしく、春の別れと出会いを実に象徴的に表現された歌ですね。
 いつ聴いても、心にしみる最高のものだ。

 

淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める

それは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る
春よ 遠き春よ
瞼閉じればそこに
愛をくれし君の
なつかしき声がする

君に預けし 我が心は
今でも返事を待っています
どれほどの月日が流れても
ずっと ずっと待っています

それは それは 明日を超えて
いつか いつか きっと届く
春よ まだ見ぬ春
迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の
眼差しが肩を抱く
夢よ 浅き夢よ
私はここにいます
君を想いながら
ひとり歩いています
流るる雨のごとく
流るる花のごとく

私の青春時代の思い出の歌です
「いとし面影の沈丁花」 これは、「旅も人生も、同行者がお互いに思いやりを持って仲良くやっていくことが大切」という意味の古いことわざです。
世に天才と呼ばれる人がいるとするならば、彼女はその一人と言っても過言ではない。

イヌシデの大木

2025-01-22
2023.3.21 山伏山周回
 山伏山から下りてきて最後藪化した林道を歩いた。その出口付近に今までに見たことのないイヌシデの大木があった。
雑木林で普通に見られる木だが、巨木になると樹形が美しいため、かっては地域の境界線として植えられることもあった。
その横にシイタケのほだ木が見える。このイヌシデの木を利用しているのだろう。

能登半島最北端の海岸線
上質のワカメだね~ 分けてほしいな~
立派な沈丁花だ
 海岸線の集落に美味しそうなワカメが干してあった。磯の香りが心地よく伝わる。それと同時にどこかしら甘い香りの匂いが伝わってきた。何の花の香りかすぐわかる匂いであった。
2025.1.1城山にも立派なイヌシデの木があります。しかし、このイヌシデには負けました
TOPへ戻る