ブログを始めました
春を告げる花木 6. ヒュウガミズキ
2025-01-08
派手さはなく楚々としてかわいらしい花ですが、枝いっぱいに鈴なりになって咲く景色は春のよろこびあふれる景色です。
彼女と見たこのすばらしい景色は私のカメラの中にはありませんでした。ベストショットを2枚いただきました。
幾度となく鞍掛山のヒュウガミズキを見てきたが、これほど鈴なりになって咲くヒュウガミズキを見たことはありませんでした。
見せてあげることができ、よかったです。
鞍掛山のヒュウガミズキは自生しているものだが、木郎古道周回で最後林道わきに見たトサミズキは栽植されたものです。
トサミズキの自生は高知県(土佐)に見られるそうですが、比較的栽植されやすく、公園や林道わきに見られることがあります。
違いはといえば、トサミズキの方が花穂は長く、大ぶりで、葯は赤いです。

春を告げる花木 7. レンギョ(連翹)
2025-01-09
4月2日は彫刻家・詩人の高村光太郎の命日である。この日を連翹(レンギョ)忌とも呼ぶ
これは、高村が生前好んだ花がレンギョであり、彼の告別式で棺の上にその一枝がおかれていたことによる。
レンギョは枝いっぱいに鮮やかな花を咲かせ、見る人の心に活気や元気を与えてくれる花ですね
これは 2020.4.2 宇野気駅~鳶山~茶臼山へと周回した時に見たもので、生垣や庭木によく見られる人気のある花木です。
早春に咲くことから「迎春花」とも呼ばれ縁起が良い木とも言われています。
レンギョはレンギョ シナレンギョ チョウセンレンギョ と分けられるが、総じてレンギョといっているようです。
このレンギョは赤みがかった濃い黄色をしております。色合いからするとチョセンレンギョかなと思いますが、枝は立ち上がり、ほとんど垂れていません。それからするとシナレンギョかと思いますが、レンギョということにしておきます。
思い出の山 輪島 小富士山 白米集落の崖より登り納見集落に下りる(登山道はありません) 2020.4.9 <昔取った杵柄で(^^♪>
GPSの有難さを感じ取った山行でした

春を告げる花木 8. ナニワズ
2025-01-10
ナニワズは50cmほどの高さ。雪国の落葉広葉樹林に生え、雪解けとともにその強靭な枝で雪を跳ねのけるように立ち上がってきます。
ジンチョウゲ(沈丁花)と同じ科で 早春に香り高い花を咲かせます。
猿山で見るこのナニワズは30数年通っているが、雪解けが遅い樹林の中にあるため、毎年、見ることはなかなかできません。
現在は通行止めになっているところにあるため見れませんが、内緒で見に行きました。この年は見れましたが、もう少しのところでした。
地元の人に聞きましたが、輪島市は予算がないため解除する工事はできないそうです。残念です。
この葉は不思議な葉で 夏に落葉し、秋になると新しい葉を出してきます。
ふつうとは逆で謎ですね 

春を告げる花木 9. アカシア
2025-01-11
アカシアは、オーストラリア原産で、ヨーロッパに持ち込まれたときに「ミモザ(オジギソウ)に似たアカシア」ということで、アカシアを「ミモザ」と呼ぶようになった。しかし、ミモザ(オジギソウ)はマメ科オジギソウ属、アカシアはマメ科アカシア属で、厳密には間違っています。
葉は確かに同じに見えますが、アカシアの葉っぱは触ってもお辞儀はしません。
もう一つ紛らわしい名前の付いた植物があります。ニセアカシアです。
同じマメ科ですが、花の形も開花時期も全く違います。ふわふわとしてポンポンとした黄色の花を咲かせるアカシアに対し、ニセアカシアは蝶のような形の白い花を咲かせます。
アカシアは3~5月に咲きますが、ニセアカシアは5~6月に咲きます。
2020.5.6 たかつぼり山~天竺山~金蔵山 (輪島市町野町) よく歩いたよ
以上 春を告げる花木を9種 紹介しました。
どれも見慣れた花木ばかりかもしれませんが、梅、桜、椿といった主役級の花たちにも負けず劣らずの花ばかりだと思います。
すべて黄色の花でしたね。
この時期、美しい景色を見せてくれるのは案外、黄色の花を咲かせる花木かもしれません。

春が待ち遠しい
2025-01-12
R6年 10月からスタートしたブログ。秋の森クリニックに咲く花 秋の城山の山野草を綴つてブログをつないできた。
そして、年が明け春を告げる花を綴っていると、秋の野草編はまだまだたくさんあるが、やはり春はいい
紅葉も素敵だが、青葉若葉の木々の方が好きだ。
そして、私は葉という葉を振るい落とした裸木の美しさ、そしてそれが芽吹きだすころの山が一番好きだ。
裸木からは春の命をはぐくみ、守りぬこうとする気がまえがつたわってくる。
秋になれば また秋の野草編の続きを書こう。 しかし、それまでもつかな
これから来る春に向けての準備をしよう
