①. 検査に関する問診票にお答えいただきます。
内容は、胃内視鏡検査の経験の有無、また、受けたことがある場合はその時の様子、現在かかっている病気、ふだん飲んでいるくすり、薬剤アレルギーの経験等です。
②. 胃のなかをきれいにするくすりを飲んでいただきます。
(ガスコンドロップ)
③. 入れ歯、コルセット、お腹を絞めている腹巻、ガードルなどをお取りください。
また、女性の方は、口紅をふき取ってお待ちください。
④. 胃の動きを抑えるくすりを注射します。
(ブスコパン)ご希望があれば検査を楽に受けていただくためのくすりも一緒に注射します。(ドルミカム・セルシン)
⑤. のど(咽頭)に麻酔のくすりをスプレーし、指示に従い飲み込みます。少し苦いですが、ガマンして飲んでいただきます。(キシロカインスプレー)以前、わたしたちの施設でも使用していた、のどに含み貯めておく、ゼリー状のくすりよりだいぶ楽になっています。
⑥. 胃内視鏡は大人の小指ほど太さのスコープ:直径8~11mmくらいの細長い管状のものを口から挿入します。
スコープは無理に飲み込もうとしなくても、自然に、抵抗無く入っていきます。何も感じない検査ではありませんが、決して痛くありません。呼吸も自然にできる、一般的な検査です。医師、スタッフの指示に従い、全身の力を抜いて、ゆったりした気持ちで受けてください。