一般にいぼ痔といわれるもので肛門の外側に発生するもの(外痔核)と内側に発生するもの(内痔核)があります。
外痔核は肛門の外側に皮膚のたるみのような疣(いぼ)状のもので時々腫れて痛くなります。
大きく腫れた時には手術で切除することになりますが、入院が必要になることはほとんどありません。
小さいものは飲み薬と軟膏で腫れと痛みはなくなります。
内痔核は肛門の内側にでき血管の塊のようなものです。
軽いものは硬い便を無理に出した時に少量の出血がありますが痛みは伴いません。
大きくなると出血量も多くなるようになり排便時疣のようなものが肛門から脱出するようになります(脱肛)。
軽いものは坐薬で治療しますが大きくなって出血が多い時や脱肛する場合には手術が必要になります。
およそ数日から1週間入院しその後2週に1度ぐらいの通院が必要です。
入院しないでも手術は可能ですが楽に早く確実に治すためには入院した方が良いでしょう。